本記事はノーコードアプリ開発について全く知らなかった管理人が独学で勉強し、ここ大事!と感じた部分を記事にまとめています。
本ブログでは新UI画面で内容をまとめています。
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まずはじめに
- AppSheetでグラフを作成したい人
- 作成したいグラフがヒストグラム(棒グラフ)の人
今回の記事内容は、棒グラフの作り方についてです。
ビジネスでは数字のデータを取っていると、グラフにすることは必然的に求められます。
簡単な設定でExcelでも作りにくいドリルダウンのグラフが作成できるため、AppSheetでグラフを作ってみたい!という方はぜひ参考にしていただきたいです(^^)
それでは勉強していきましょう!
データの準備
用いたデータですが、イメージしやすいように家計簿を例にしました。
支出内訳シートのカラムは上図を意識しています。
グラフを作成するためには、number型もしくはprice型の数値を扱うカラムが必須です。
入力データの準備ができたら、AppSheetにデータを取り込んでグラフの作成をしてみましょう!
グラフの作成方法
UX → Views → chartを選択
View Optionは次の設定をしてください。
- Chart typeをhistogram
- Group aggregateをSUM::金額
- Chart columnsをカテゴリー→買った場所の順でセット
これでグラフの設定は完了です。
続いて、グラフの挙動を見てみましょう(^^)
挙動の確認
Chart columnsにカテゴリーを買った場所と設定したので、初期画面はカテゴリーで分類されています。
ダミーデータを入力した棒グラフを作成し、例えば食費をクリックします。
カテゴリーが食費のものでそこに登録されている下の階層グラフが表示されます。続けてコンビニをクリックします。
グラフを構成するデータを確認することが可能です
AppSheetではこのドリルダウンのグラフがデフォルトになるので、傾向分析を求められるような業務では重宝します。
Viewtype Chartについて
AppSheetのグラフ(chart)の種類は全部で13種類ありますが、汎用性が高く読者の皆さんに自信を持ってオススメ出来るのはヒストグラム(縦と横)とAggregateの円グラフ、ドーナツチャートの4つでした。
この4つのグラフは、普段のデータ収集の方法でそれっぽいグラフが作成可能
他のグラフは直感的な設定で上手にグラフを作成することが出来ないと思います。
他の種類のグラフを作成した人向けに記事をまとめました
毎日データを蓄積するタイプのアプリに適したグラフの作成方法です(^^)
【上級者向け】AppSheetで折れ線グラフを作る方法
また、AppSheetのグラフではディメンション(横軸)に対して、並び替えが出来ない欠点があります。
傾向を掴むようなディスカッションの場では非常に有効ですが、プレゼンテーションなどしっかりとした資料を用意する場合は不向きです。
まとめ
以上、棒グラフの作成方法についての記事でした。
端的に言えば、データを取り込んでView typeをchartに変更するだけ
AppSheetでグラフを作るときは、以下の2点に注意してください。
- 指標の並び替え(昇順・降順)が非常に面倒
- グラフの最大値の設定が出来ない
グラフの最大値については、こちらの記事で擬似的にグラフの最大値を決める小技を紹介しています。
記事内容について何かありましたらページ下にあるコメント欄からコメントをお願いします。
わかりにくかった部分や間違った情報などご指摘いただけると嬉しいです!
勉強お疲れさまでした(^^)
AppSheetではなく、Looker studioを使ってグラフにする方法もあります
Looker studioを初めて使う人向けの記事です(^^)
【初心者向け】Looker studioの基本的な使い方
Looker studioを使うならぜひ覚えておきたい関数です(^^)
【必修関数】Looker studioで使うCASE関数