【これで解決！】Enumlistの使い方

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まずはじめに

今回は、enumlistについて学びつつ、それにメールの自動送信機能を実装する方法も合わせた、一度で二つ学べる記事にしました。

仕事のニーズとしては、結構あると思うので参考にしてください。

それでは勉強していきましょう(^^)

タイプ：Enumlistとベースタイプ：refの設定方法

最初に検証用のデータを用意します。

毎度おなじみのスプレッドシートを今回も使います。

連絡事項登録シート

こちらのシートには、ID、対象者、連絡事項の3つのカラムを用意

アプリユーザーシート

こちらのシートには、名前とemailの2つのカラムを用意

今回の検証で用いるデータは以上です。

このデータをappsheetに取り組みましょう(^^)

カラムのデータタイプの設定

続いて、appsheetに取り込んだデータのタイプ修正を行います。

先にアプリユーザーテーブルの修正を行います。

こちらのテーブルはこの設定だけでOKです。

次に、連絡事項テーブルについて修正をします。

対象者カラムの設定

検証のための設定は以上です。

• データタイプ：Enumlistにすることで予め作った選択肢を複数選択することが可能
• ベースタイプ：refにすることで参照テーブルにある情報を遡ることが可能

こうしておくことで、次に説明するAutomationによるメール自動送信の設定が組みやすいです。

Automationによる自動通知の設定方法

次に、Automationによる自動通知の設定方法について説明します。

今回は登録された連絡事項が、対象者全員にメールが自動送信される設定を考えてみます。

Automationの設定をするうえで、役立つTIPSがあります

Botを作成する

Eventを作成する

Event nameの入力とEvent typeの設定をしましょう。

Processを作成する

これで自動化の設定は完了です。

AutomationのメールにURLを付ける方法は知っておきましょう

作成したAutomationの検証

検証その１

この条件で新規に登録すると・・

このようなメールが自動で届きます。

赤枠で囲まれた部分を訳すと、

このアプリはデプロイをしていないため、メールはアプリ開発者にしか送信されません。

本来は、TOに”aaa@gmail.com”,”bbb@gmail.com”,”ccc@gmail.com”の3名、CCとBCCはなし

を意味しています。

青枠の対象者がメールアドレスとなっており、一目で誰かがわからないので、ここの修正を行います。

検証その２

今回設定したベースタイプ：refを使ってより高度な設定をしてみましょう。

Email Bodyにある<<[対象者]>>の部分を

<<[対象者][名前]>>に変更します

先ほどと同じく新規に登録してみましょう。

この条件で新規に登録すると・・

今度は対象者の名前が表示されるようになりました(^^)

これは、enumlist-refの設定をすることにより

カラムにrefの挙動（対象テーブルの情報を遡ることが可能）を持たせることが可能

となります。

ref設定から簡単に情報を遡ることができるappsheetのパワフルな機能だと思います(^^)

refの考え方は、appsheetでアプリ開発を行ううえで重要です

appsheetでのアプリ開発では、このrefの挙動を持たせるような関係性を意図的に作るとUI向上につながります。

アプリ開発に慣れてきたら意識するといいです。

まとめ

以上、複数の選択肢を選ぶことが出来るenumlistについての記事でした。

appsheetで複数の選択肢を選ぶことができるのは、enumlistのみ

このことをしっかりと覚えておいてください。

記事内容について何かありましたらページ下にあるコメント欄からコメントをお願いします。

わかりにくかった部分や間違った情報などご指摘いただけると嬉しいです！

勉強お疲れさまでした(^^)

enumlistの使い方を学べるアプリの紹介です