本記事はLooker studioを最近使い始めた管理人がここ大事!と感じた部分を記事にまとめています。
まずはじめに
Looker studioで計算フィールドを作成して、任意の条件で指標を集計したい人
CASE関数の基本構成が理解できる
5円と10円は硬貨、1000円と5000円はお札 のような条件振り分けができる
IN関数の使い方がわかる
今回の記事は、Looker studioを使ってデータ分析をするなら必修関数であるCASE関数についてです。
この関数を知っているのと知らないのでは、アウトプットの質が天と地ほどの差が出てしまうため、必ず習得してほしい関数です!
CASE関数が要求する引数が何かを知っておけば、そんなに複雑な関数ではないです(^^)
個人の勉強はもちろん、会社の勉強会とかでも使ってもらえたらなって思います。
それでは勉強していきましょう!
CASE関数の基礎
まずはCASE関数を使うときはどんなときか?を把握しましょう。ずばり!
取り込んだデータの新しいカテゴリーやグループを作成する場合に使用する
これです。
例えば、生産地が中部地方と関東地方に分けられるような時が使うチャンスです(^^)
使用する場面についてイメージが付いたところで、次はCASE関数の基本形について説明をします。
この基本形を覚えておけばOK!
実際に関数を入力するときに変わるのは、青下線の部分だけです(^^)
CASE関数の入力
CASE関数の基本を抑えたところで、実際に関数を入力して検証してみましょう!
関数が使えるようになるには、実際に使ってみて理解するのが一番です(^^)
今回は以下のようなデータで検証したいと思います。
このデータテーブルをLooker studioに取り込んでみましょう。
データの取り込みが完了したら以下の手順を追ってみてください(^^)
編集画面右下のフィールドを追加から計算フィールドを追加をクリックします。
フィールド名を適当に入力し、計算式に以下の関数を入力します。
CASE
WHEN 地域 IN(“三重”,”愛知”,”岐阜”,”長野”,”静岡”) THEN “中部地方”
WHEN 地域 IN(“神奈川”,”東京”,”埼玉”,”栃木”,”群馬”,”茨城”,”千葉”) THEN “関東地方”
ELSE “その他”
END
計算フィールドを追加 = appsheetのVirtual columnと思えばOKです!!
しれっとIN関数も出てきたので、使い方をここでマスターしましょう(^^)
appsheet的に書くなら、[地域] in (list(“三重”,”愛知”,…)) みたいな感じです。
このIN関数もCASE関数との組み合わせで便利な関数なので、覚えておきたい関数です。
円グラフの作成
CASE関数を使った計算フィールドが作成できたので、その結果を確認したいと思います。
まず、グラフは挿入タブから円グラフを選択しましょう。
次に円グラフのディメンションが地域、指標が出荷量(t)のものを作成します。
スタイルタブから円グラフのスライス数を変更します。今回は20としました。
グラフの見栄えを良くするため並び替えに出荷量(t)をセットします。
この円グラフをコピーして、ディメンションの項目を「地方で集約」に変更する。
左のグラフは地域別のグラフとなっていますが、ディメンションをCASE関数に変更した右のグラフは値が集計された結果となっています(^^)
まとめ
以上、CASE関数の使い方についての記事でした。
CASE関数はLooker studioでデータ分析をするなら、避けては通れない関数だと思います。
もう一度おさらいです。
この基本形さえ覚えておけば、使っているうちに身についてくるかと思います。
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わかりにくかった部分や間違った情報などご指摘いただけると嬉しいです!
勉強お疲れさまでした(^^)